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3:本当にあった怖い名無し :2006/09/20(水) 00:03:40 ID:Un71G/6W0
ばあちゃんが言った。
「1番は1番いいけど1番大変だよ。2番目くらいがいいんじゃないかねぇ」
僕は聞いた
「でも2番は2番目に大変なんでしょ」
ばあちゃんは言った。
「そうだね。でもね2番には1番になるって目標があるからね、頑張れるよ」

そんなばあちゃんが病気で倒れたとき僕はばあちゃんに言った。
「ばあちゃん、僕、ばあちゃんのことが世界で1番好きだよ。早く元気になって。
 僕をひとりにしないで」
ばあちゃんは一生懸命笑って言った
「こればっかかりはやっぱり1番が1番嬉しいねぇ」

ばあちゃん、覚えてますか?
その1番はばあちゃんがずっと持っていてください。

僕は1番になる目標を持った2番でいいんだ。
ばあちゃんが好きだった2番が大好きなんだ。

ばあちゃんに届け!2ゲット

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871 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2006/11/10(金) 21:33:21 ID:mQ77WECI
うちのばーちゃん
優しくて、綺麗好きで、山中にある小さなパーマ屋さん
(美容院といえるほどのものでもないw)で働いていた働き者のばーちゃん
兄妹で遊びにいくと『ひろ君(仮)とゆきちゃん(仮)が来たからビフテキにしようね』
と必ずでっかいステーキを焼いてくれた。
私の幼稚園の迎えにいつもいつも来てくれていた。
私の好物だった牡丹餅をいつも作ってくれた。
私の名前の漢字(小学生には小難しい)を教えてくれた。
米の研ぎ方やだご汁の作り方を教えてくれた。
優しくって、でも毛の長い絨毯のとこでお菓子を食べると怒るんだw
そんなばーちゃんがちょっとおかしくなってきたのが私が中一の頃だ。
同じ話を何度も繰り返し、いま自分が何処にいるかわからなくなり、私たち兄妹にお小遣をやった事を忘れて繰り返し渡す。
これが呆けってやつ?と思いつつも、なんかまだよく理解できていなかった私は
家にばーちゃんが来る度に「ここは何処だったかねぇ」「家に帰らんと…」
と繰り返されるのがうんざりで、半ば恐怖でもあった。



872 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2006/11/10(金) 21:34:55 ID:mQ77WECI
それからばーちゃんの認知症は進んで、ついにはドアの開け方も、靴の履き方も、ボタンの掛け方も解らなくなってしまった。
それで、介護…というか祖父の手伝いをしに、よくばーちゃんの家に行くようになった。
でもそん時まだ高校一年生だった自分はそれが嫌で嫌で仕方なかった。
同級生にばーちゃんの介護してる奴なんかいなかったし、
何より、支離滅裂な話を繰り返されるのに嫌気がさしていた。



873 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2006/11/10(金) 21:35:49 ID:mQ77WECI
で、ある日。いつもみたいにばーちゃんのトイレの世話をしてた時だ。
はいはい終わったらティッシュで拭いてね、で、立って、ズボン履くよ、ってばーちゃんの背中を支えた
そしたらさ、ばーちゃんがちっさい声で言うんだ。
「ごめんねぇ、もうばーちゃんわけが解らんようになってねぇ…」
小さい、泣きそうな震える声で言うんだ。ごめんねぇって何回も。
全部ばーちゃんが悪いんだねぇ、ごめんねぇ。お小遣もやれなくなったねぇ。ごめんねぇ。ありがとねぇ
ってさ。もうね、心臓わしづかみにされたみたいに苦しくなった。
違うよ、ばーちゃん。私嫌々やってたんだよ。めんどくさいって嫌な顔して車に乗ってきたんだよ
内心、ばーちゃんなんか早くいなくなればいいのにって考えたことあるんだよ
謝んないでよばーちゃん。ばーちゃんが悪いんじゃないんだよ。
謝んないでよばーちゃん。本当は本当に大好きなんだよばーちゃん。
ばーちゃん。ばーちゃん。大好きだから。大好きだからやってるんだよ。
ばーちゃんのズボン掴んだまんま泣きじゃくった。
38:水先案名無い人 :2007/04/29(日) 22:41:50 ID:R7Rohxkb0 [sage]
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み~」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
582:水先案名無い人 :2007/05/16(水) 01:15:32 ID:SUWoydfN0
幼稚園の頃の話。
俺の家族は借金を背負い、田舎の農家の畑を売り払い
一家4人安定した収入のある街へと出てきた。
当時の生活は苦しく、毎日その日食べるので精一杯な状況。
両親は借金の返済のため、そして何とか俺と弟には栄養のある
ものを食べさせるため、朝から夜まで仕事をする毎日だった。
クリスマスの夜、弟と紙に欲しいオモチャを書いてサンタクロース
が来てくれるのを心待ちにしていたが、その夜は来なかった。
次の日、隣のアパートの友達が新しいオモチャを手にした光景を
弟と羨ましそうに見ていた。
俺たち兄弟は、その日も紙を枕元に置いて眠ったが、結局サンタ
クロースは来なかった。
次の日の夜、俺はアパートのベランダに出て空を見あげて
サンタクロースに問いかけた。
「サンタクロースのおじいちゃん。どうして僕のところへは
プレゼントを持ってきてくれないの?僕は何も悪いことを
していないのにどうしてなの?隣の○○クンは悪いことしてた
のに、なんできてくれないの?」
そう問いかけた。
そのとき、隣の部屋でシクシクと泣き声が聞こえた。
そっと隣の部屋をのぞくと、父と母が涙を流して抱き合っていた。
あの時はなぜ泣いているかがわからなかったが、
今思うと非常に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

42:受験番号774 :2007/02/08(木) 23:54:01 ID:d5cMzmDd
そんな事よりお前ら、ちょいと聞いてくれよ。スレの空気とあんま関係ないけどさ。
このあいだ、2chのカーチャンAAスレ行ったんです。カーチャンAAスレ。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで盛り上がってんです。
で、よく見たらなんかレスいっぱいついてて、感動すた。とか、・゜・(ノД`)・゜・。。ウワアァーーンとか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、カーチャンAA如きで普段口もきかねーカーチャン思い出したりしてんじゃねーよ、ボケが。
なんかマターリと語り合っちゃってるヤシとかもいるし。みんなそろって感動三昧か。おめでてーな。
よーし俺親孝行しちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
カーチャンってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
ダイニングテーブルの向かいに座ったカーチャンといつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。毒男厨房は、すっこんでろ。
で、やっと最新50まで追いつけたかと思ったら、どっかのちゃねらが、次のレスつけてるんです。



43:受験番号774 :2007/02/08(木) 23:55:02 ID:d5cMzmDd
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、カーチャン孝行なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、カーチャン孝行で、だ。
お前らは本当にカーチャン孝行したいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前ら、オカーチャーンって言いたいだけちゃうんかと。
リアルカーチャンの俺から言わせてもらえば今、カーチャンの間での最新流行はやっぱり、
親孝行なんて考えなくていいからてめーら自分の幸せ考えてろ、これだね。
無償の愛。これが母親の愛し方。
つーかありがとうって言いたいのはこっちだ。
生まれてきてくれてありがとう。
愛することの喜びを教えてくれてありがとう。
お前らが幸せになって笑ってるのが一番の親孝行なんだよ。
いやむしろ生きててくれてるだけでイイ。
子育てってのは苦労が多い。そん代わり報われることは少なめ。これ。
でも、子供が嬉しそうに笑ってる顔。これ最強。
しかもこれを見ると次から何も考えずに同じことやりつづけてウザがられるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、子供らは、好きなもんいくらでも作ってやるからおなかいっぱいお食べなさいってこった。

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